『頑張れって言うのは簡単だけど』
- 誠大 佐々木
- 6 時間前
- 読了時間: 2分
こんにちは。
北海高校サッカー部3年の千葉新汰です。
日頃より北海高校サッカー部を応援、サポートしてくださる皆様、本当にありがとうございます。
いよいよ全国まであと1つというところまで来ました。
チームは選手権の全国大会出場するために北海道の1枠を懸けて戦っています。
少し自分の話をさせてください。
私はこの高校サッカー最後の夏、前十字靭帯断裂全治7〜9ヶ月という大きな怪我をしました。
診断を受けた時は現実を受け止めきれず、心にぽっかりと穴が空いたようでした。
メンバー争いをすることすらできない虚しさ。
これまで支えてくれた人たちへの申し訳なさ。
いろんな感情が混ざって、何も手につかない時期もありました。
それでも、チームは全国を目指して前に進んでいる。
そんな中で、
自分だけ悲劇のヒロインみたいに落ち込んでいるわけにはいかない。
「プレーで貢献できないなら、他の形でチームを支えよう」
そう決めてからは、少しずつ気持ちが前を向けるようになりました。
今の自分にできるのは、メンバーのサポート、スタンドからの声援、そして試合前に「頑張れ」と声をかけることくらいです。
正直、その「頑張れ」という言葉を口にするとき、時々自分は無責任なんじゃないかと感じることがあります。
ピッチで死に物狂いで戦ってくれている仲間に対して申し訳なさを感じます。
でも、メンバー達は色んな人の想いを背負って戦ってくれています。
だからこそ、心の底から「頑張れ」と伝えたいです。この言葉の重みを、今の自分は少しだけ理解できた気がします。
負けたら引退。
この選手権という大会の怖さを3年間で痛いほど知りました。
辛い時も、きつい時も共に過した仲間たちへ
とうとうここまで来た。
あと1つ勝って2年前に見た全国の景色を、もう一度みんなで見に行こう。
チーム一丸、一戦必勝で、絶対に勝とう!!
ご拝読ありがとうございました。





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