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執筆者の写真誠大 佐々木

『便利鬼と賢く戦い勝て』

北海高校サッカー部2年の熊谷颯です。

いつも北海高校サッカー部を応援・サポートしてくださり、ありがとうございます。


突然ですが皆さんはどこに住んでいますか?

私は北海高校から離れた自然豊かな岩見沢市に住んでいます。そして岩見沢から毎日北海高校に通っています。ここでよく言われる言葉があります。「なんで家遠いのに下宿に住まないの?」 言われ過ぎで耳にタコが出来ました。私は岩見沢からおそよ1時間半かけて学校に通っています。学校近くに住んでいる人に比べて不便だと思われることが多いです。

確かに、家につく時間が人よりも遅いことが多く、交通の便が悪いのかもしれません。

しかし、、、「便利鬼と賢く戦い勝て!」という精神で僕は生活しています。


現代は、携帯で寝っ転がって指を動かせば何でも買え、交通の便はとても良くなり、いつでもどこでも誰とでも連絡を取れる便利すぎる時代となりました。しかし私は、この「便利さ」を当たり前だと思ってはいけないと感じています。

私たちのようなZ世代と言われる若者は便利な時代に生まれてきました。便利が当たり前となってしまった私達は常に便利を求めてしまうようになり、『便利=楽な事』を求めます。 しかし実際は、「楽」なことよりも「苦」の事が多いのが世の中です。何かを成し遂げる、得るには「苦」がつきものです。ですので『便利=楽』を知ってしまった私達は「苦」を感じると違和感を感じ、すぐに諦めてしまいまうことも多いように思います。

タイトルにある「便利鬼と賢く戦い勝て!」の通り、便利は鬼です。便利はめちゃめちゃ怖いです。便利鬼と言います。楽鬼とも言います。この便利鬼は私達を混乱に陥れます。この便利鬼は常に追っかけてきます。


こんな便利鬼を倒す方法は 「便利を使う回数とタイミングと捉え方」 だと私は思います。便利を使い過ぎると当たり前となり、混乱に陥れられ負けてしまう。逆に使わなさ過ぎると便利な世の中から置いていかれ、あらゆる面で自分から損をします。勝つ方法として回数とタイミングは人それぞれです。自分の生活を振り返り、便利と一度向き合ってみてください。使い過ぎていないのか、逆に使わなさ過ぎていないのか確かめてみてください。

捉え方の例としていえば、私が冒頭でお伝えした、通学に1時間半をかけている事は不便に思われがちですが、私は不便だとは思っていません。便利だと思っています。その1時間半でやるべき事を済ませ、サッカー部の仲間とコミュニケーションも取れます。窓からは景色も見れます。家に帰ってすぐにぐーたらするよりも後々楽になります。こんな便利な事はありません。これが捉え方です。

しかし・・・実際は便利、楽を知ってしまっている状態から抜け出すのは簡単ではありません。この現状から抜け出す、変わる方法は「一瞬の勇気」だけです。今の現状から変ろうと思う「一瞬の勇気」さえあれば変われます(これは嫌われる勇気という本から学びました)。

このように「楽」よりも「苦」が多い世の中でどう賢く生きるのか、強く生きるのかは自分自身の便利との勝負にあると思います。皆さんが思っている理想、目標は「楽」なものではないはずです。「苦」の方が多いと思います。その中で達成するには便利、楽な事を上手く賢く使って便利鬼から勝つ事が必要です。私自身もサッカーにおいて全国ベスト16という目標と戦っている最中です。皆さんも今戦いの真っ最中です。この勝負を絶対に勝ちましょう! ご拝読ありがとうございました!


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