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執筆者の写真誠大 佐々木

『兄に勝る』

北海サッカー部二年の千葉来輝です。

いつも北海高校サッカー部を応援、サポートしてくださり、ありがとうございます。


突然ですが皆さんには兄弟がいるでしょうか。


私には三つ上の兄がいます。先週、誕生日を迎え、Tシャツをプレゼントしたのですがとても喜んでくれました。


兄はいつも優しく、ケンカはほとんどすることはありません。また、小さい頃は一緒に公園でサッカーをしてくれたり、最近では自分が洗濯物を干し忘れて寝てしまった時には気を遣って干してくれたりと、兄にはいつも助けられていると感じます。

そんな兄の背中を見て私は育ちました。


私は兄の影響からサッカーを始め、兄と同じクラブチームに所属し、小中高と同じ道を進んでいます。そのせいか必然的に兄と比べられることがよくあります。


現時点で自分は何一つとして兄に勝てていません。


目標としてきた兄だからこそ絶対に負けたくない。

そう思っていてもいつも甘えてきたのが今の自分です。


兄は毎日朝練に行き、家に帰るとやるべきことをすぐに済ませる。毎日の努力の継続、積み重ねをしてきたから兄は全国サッカー選手権のピッチに立つことができたのだと思います。


私は「身体能力が低いから」「兄の方がサッカーが上手いから」と弱い自分から目を背けてきました。


いつまでも自分の課題や苦手なことから逃げ、誤魔化す。そんなことをしていてもいずれ後悔として自分に返ってきます。苦しいから逃げるのではなく逃げるから苦しくなるんです。


その現状を変えるためには挑戦行動が必要だと私は思います。


毎日朝練に行く、走る、ウエイトをする、食トレをする、コミュニケーション能力を上げるために三年生とご飯を食べる。


自分がやると決めたのことを目的意識をもって継続させなければ意味がありません。それは自分の夢・目標への本気度があればでできることで、何が自分には足りないのか、何をするべきなのか、思考を働かせることが必要です。


そして努力を努力と思わないこと。

自分はやってる、努力してるんだと自分で思ってしまうのはただの自己満で終わってしまいます。現状維持をするのではなく、自分はまだ足りないと自分自身を鼓舞し、常に向上心を持つことが大切です。

そうやってやってきた過程は自信へと繋がり、結果として現れていくんだと思います。


自分はまだまだ甘ちゃんな人間です。

言ったことをやり抜く信念、夢・目標に対する執着心を持って、強い男になれるよう頑張ります。


ご拝読ありがとうございました。


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